ファクタリングの契約の諸費用

ファクタリング会社を利用すると手数料がかかりますが、これには諸費用なども含まれていて10万円から15万円ぐらいかかります。内訳は債権譲渡登記に必要な司法書士手数料が8万円から10万円、登記に関した印紙代が2万円程度、その他の交通費や紹介料が3万円程度です。会社によっては登記通知留保として未登記で行ってくれる場合もあります。手数用は消費税は不要なので、上乗せされている場合は問い合わせした方が良いです。

例えばファクタリングで100万円買い取ってもらうと手数料が30%のだと報酬が30万円ですが、諸費用を差し引くと利益は10万円程度です。ただ、売掛債権の金額が高額だと手数料が低くても報酬だけでもかなりの金額になり利益も高くなります。手数料はこれらを総合的に判断して決まってます。また、利用者本人を信頼できるかもポイントで殆どのファクタリング会社では買取をする前に面談を行ってます。

手数料の幅も広いので相場も無いともいえますが、担当者によっても変動幅は大きいです。経営に対して真剣な姿勢が見えて借りたものは必ず返すという意志があることが伝われば、最終的な手数料も変わってきます。融資と同じように利用回数でも交渉が出来ることもあり、初回よりも数回利用していてスムーズに取引出来ていると手数料も下がる可能性は高いです。メリットも多いですが、あくまで一時的な資金ショートを補う使い方が正しく、繰り返し利用していると経営が苦しくなります。

例えば掛け目10%で1ヶ月入金を早期化すると、債権譲渡なので借入とは違いますが月の金利だと年利にすると120%になります。少なくとも1回、多くても3回ぐらいで抑えてキャッシュフローが健全化出来るかを判断してから、最後の手段として使うことが重要です。

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