カードローンやクレジットカードの申し込み、利用履歴、事故情報など様々なデータは、指定信用情報機関に集約されています。この情報は新しく契約をする場合や、すでに契約しているカードの途上与信にも利用されるため、傷がつかないように注意しながら利用しなくてはなりません。一度情報が載ってしまうと、不利な情報を消すためには消去されるまでの期限を待つ以外方法はありません。指定信用情報機関と内容によって、どの程度の間情報が保持されるかはわかってきます。

一般的な利用履歴であれば2年間保存されるため、支払いに遅れてしまったという情報を消したいのであれば、遅れた月から2年待たなくてはならないのです。利用を続けていくことで新しい情報が次々と付け加えられ、古い情報は押し出されていきます。不利な情報が残らないように支払い忘れはしないようにしなくてはなりませんが、連絡をしたかどうかも記録されるため、支払いができない場合も金融機関に連絡し、支払う意思があったと見せることが大切です。連絡があったかないかでは与信上の判断でも大きく異なってくるからです。

債務整理や自己破産など、事故情報と呼ばれる情報は利用履歴よりも長期間保存されます。事故を起こしてしまうと極端に与信審査通過率が低下してしまうので、注意しましょう。ローンの過払い金返還で完済できた場合は問題ありませんが、残債が残った時も債務整理として記録が残るので、手続きをするタイミングはとても重要です。事故を起こしたとしても一生クレジットカードやカードローンが使えなくなるわけではなく、不利な情報が消滅した時点で再度審査には通りやすくなりますが、事故を起こした金融機関の社内情報としてデータが残っていることもあるので、事故があったことを知っている会社とは再契約は難しいと思っておいた方が良いです。

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